2019年 私のベストコスメ スキンケア♩

2019年 私のベストコスメ スキンケア♩

2019年前半と後半では、肌が本当に変わりました。
どのように変わったかは、Instagramにも投稿した下の画像をご参照ください。
どちらもスマホの外カメラでフィルターなしの自然光+蛍光灯での撮影です。

2019年前半:繰り返す肌荒れ、敏感肌の負の連鎖を脱出

2019年前半と後半の肌の変化
2019年前半と後半の肌の変化

2019年前半までは、しょっちゅう肌が炎症を起こして、腫れて、赤黒くなって、凸凹して乾燥していました。一度肌荒れしたら3週間は治らず、炎症性の色素沈着もすごかったです。
そして肌荒れが長引けば長引くほど細胞間脂質はどんどん流れ出し、乾燥がすすみ、より敏感な状態に傾いていく……負の連鎖の繰り返しでした。
なぜ、その負の連鎖を止めることが出来たのか?
それはけして特定の化粧品を使ったからではなく、私自身が危機感をもって、肌のことを知ろうとしはじめたからだと思います。
本記事は「2019年のマイ・ベストコスメ」の記事ではあるのですが、本当に大事なのはどの化粧品を使うかよりも 、自分の肌を知ること
肌状態はいつも一定ではありません。年齢、季節、環境やホルモン状態によって常に変化しているので、その時の肌状態に合わせたスキンケアを見極めてゆくことが大事だと思っています。

2019年後半:コスメに求める役割が、自分の中で明確になってきた

今まで私が犯していた大きな勘違い、それは「綺麗な肌質の人は生まれつき綺麗で、私は生まれつき汚い肌だから仕方ない」という思い込みです。
もちろん生まれつき綺麗な方もいらっしゃいますが、私は肌のことを真剣に考えたことすら無いまま、これが生まれつきの自分の肌質なのだと思い込んでいました。

美人さんや美容家さんが「このコスメがいい」と言えばそれを塗り、自分の肌質に合わなかったり、具体的な効果が何も出なくても、それを続けることが良いと思っていました。でも、今は考え方を以下のように変えました。

  1. 各コスメの持つ機能を理解して使うこと
  2. 各成分の持つ機能を理解して使うこと
  3. 使う順番をきちんと意識すること
  4. コスメに求める役割を明確にすること
  5. 1回のターンオーバー期間で肌の具体的な変化が無ければ、使用を見直すこと。
コスメに求める役割

肌の表皮の一番上には「角質層(角層)」が存在し、外からの刺激や遺物の侵入をブロックしています。コスメは遺物なので、基本的にはこの角質層を突破して体内に侵入することはできませんし、そういう化粧品の販売は許可されません。

一部、皮膚表面に塗布するだけで表皮内部や真皮層にある繊維芽細胞等に働きかけ、コラーゲン生成を促したり、不要なメラニンの分解・排出を促すような科学的エビデンスのある、ビタミンA誘導体(レチノール)やビタミンCのような物質もあるけれど、それもビタミンA誘導体やビタミンCそのものが角質層を突破して体内にそのまま侵入してゆくわけではありません。

つまり、コスメが守るのは角質層
あらゆる刺激から人体を守る、サランラップほどに薄いこの角質層は、毎日相当酷使されています。基礎化粧品は、この角質層を柔軟に保ち、太陽光等の刺激で壊れてゆくビタミン類を外側から補給するために使うものという前提でコスメを選ぶこと。

当たり前のことのように見えて、実は重要なことだと思います。この前提を忘れると、ネットでおかしな情報に振り回されて怪しい買い物をし続けたり、化粧品に求める役割がエスカレートしすぎてゆく恐れが。^^;
化粧品に過剰な期待を寄せすぎて、「本来そこは食べ物やサプリを見直したほうが解決が早い」という「体内でよりよい肌細胞を作る」等まで化粧品に頼ろうとして化粧品ジプシーを繰り返していると、問題解決に必要な本当の原因因子(食べ物やサプリ)にいつまで経っても目が向かず、どんどん解決が遠のいてしまいます。まさに過去の自分の失敗です。

2019年後半はこの自分の失敗に気づき、意識するようになったのが大きかったと思います。

私のベストコスメ・スキンケア2019♩

2019年私のベスコス・スキンケア
乾燥・たるみ・毛穴が気になる年齢肌の私のベストコスメ2019

洗顔編

  1. バブルトックスクレンザー (セレンディ)
    酸素バブルで酸素パックもできちゃう洗顔料。
    これで洗うとすっきりクスミ抜けしてお肌が白くなるし、酸素パックを10分やると鼻の角栓もニョキニョキ取れます。洗い上がりもしっとりで、大好きな洗顔料です。
    Qoo10の公式でたまにセールをやるので、私はQoo10で買っています。
  2. 黒炭入り酵素洗顔パウダー(リフターナ)
    ドラッグストアで32包入りが1300円(と思ったらAmazonの方が安くてショック!これからはAmazonで買う)。プチプラなんだけど手放せない洗顔パウダー!
    角栓は、古い皮脂にタンパク汚れが結びついたものなので、それを取るにはタンパク質分解酵素だけでは不十分で、皮脂分解酵素も必要です。
    パパイン酵素が含まれている洗顔料をよく見ますが、パパイン酵素はタンパク質しか分解しません。このリフターナは皮脂分解酵素のリパーゼと、タンパク質分解酵素のパパインが両方入っていて、よく効きます。私はこれを水で溶いて鼻に少し乗せてから、顔全体をほかの洗顔料で洗っています。美容YouTuberの車谷セナさんも一押ししていたパウダーです♩
  3. キヌレ 炭酸毛穴クレンジング
    これも、顔に塗るとモコモコ発泡するタイプの洗顔料です。メイク落としとしても使えてダブル洗顔不要とのこと。これで洗うと、肌ピーン!と張って白くクスミ抜けしてくれます。
    ただ、洗い上がりが若干つっぱる感じがするのと、なんかモロモロ出てきてすすぐのが若干大変。でも肌がきれいになって大好きな洗顔料です。
    配合成分がめちゃくちゃ贅沢で、沢山のペプチド類をはじめ、美容液なのかな?っていうぐらいの贅沢な成分で出来ているので、レーザー後の乾燥する時など、自分の肌へのご褒美感覚で使っています。成長因子入りなので、肌荒れが気になる時や、ダーマローラー後の数日間に使う洗顔料としても良いと思います。

美容液編

  1. トゥベール (TOUTVERT) クリスタルエッセンス
    長く穏やかに効く油溶性ビタミンC誘導体と、すぐ浸透して強く効く水溶性ビタミンC誘導体が同時に取れる!かつお値段が優しい美容液。水溶性ビタミンC誘導体はAPPSなので、ピュアビタミンCの100倍以上の浸透率。
    洗顔直後にたっぷり塗ってから、いつものお手入れをするだけで、翌朝のもっちり感を実感できます。乾燥で開いた毛穴ももっちり潤ってキュッと閉まるし、抗酸化し続けなければいけない年齢肌の私は、もうコレを手放せません。
  2. セレンディ (SERENDY) リヴァイビングセンテラアンプル (マデカアンプル)
    精製水を一切使用せず、ツボ草エキス80.5%のアンプル。1箱4本入りで、1本のアンプルを10日間、計40日間使用して集中ケアするプログラムなのですが、これをやると本当に肌が変わります。肌質がきめ細かくなり、元気のない年齢肌が、内側から水分をたたえたようなしなやかな肌になりました。ツボ草エキスが肌荒れや傷も速やかに鎮静してくれるので、本当に欠かせない1本です。40日間集中ケアを完了した後も、今でも常に常備してあります。
  3. ベベトックス (BEBETOX) アンプル
    これも本当に効きました!韓国の有名な美容皮膚科 Dr..UMMのアンプルで、ダーマローラーを肌の上でコロコロして微細な穴を肌にあけた状態で塗りこむアンプルなのですが、ダーマローラー後でなくとも、レーザー後でもいいし、肌荒れしてしまって肌が傷ついている時に使うと、最速で肌を鎮静・再生してくれます。本当にめっちゃ効きました!!
    Dr.UMMの再生クリームもとても良いという口コミがあったので、ぜひ今度使ってみたいです。
  4. GD11 ヒト幹細胞培養液アンプル
    これ、早く日本でも買えるようになって欲しい…。日本だとショップチャンネルでGD11の紫色の美容液を売っているけど値段も高いし、この茶色のアンプルは売っていないのです。韓国へ買いに行くしかない(涙)。今のところ韓国に行くときに現代オンライン免税店で買う(または韓国へ行く友達に頼む)のが一番安いみたいです。
    ダーマローラーで鼻をコロコロしてコレを塗りこむと、乾燥で開いた毛穴の周りの肌がもっちりと盛り上がってきて毛穴が小さくなり、最強に効きました。肌荒れも鎮静してくれるし、レーザー後のダメージがある時などは塗りこむチャンス!本当に肌質が良くなりました。

化粧水編

今年はもう、私の中では1つしか選択肢がありません。
2019年のベスコスはセレンディのEGF再生トナー(クラウドモイスチャーフェイシャルトナー)一択です。
本当にひどい肌荒れのときは敏感肌用じゃないと使えなかったので、SHIROのラワンぶき化粧水&クリーム(敏感肌用)にお世話になり、荒れ狂った肌を鎮静していただきました。でも、ある程度健康な肌に戻った後は、狂ったようにセレンディをリピしております。

肌を再生させる EGF(成長因子)+3種のペプチド、そしてグリセリンぽいぬるぬる感が無く、すーっと浸透するのに、保湿がずっと続くパンテノール(プロビタミンB5)
プロビタミンB5はお肌の中でビタミンB5に変化する、ビタミンB5誘導体です。非常に抗炎症作用が高い成分です。
ペプチドや他のビタミン(ビタミンA、C、Eなど)とは相乗効果でより肌へ効果的に働きかけるようにしてくれるので、抗酸化し続けなければならない年齢肌には、なくてはならないものになりました。
使用感は、「保湿の持続力が高くなった、IPSA/イプサ ザ・タイムR アクア」って感じです。

リップケア編

普段使用しているリップクリームや、外出先で口紅を直す時に大活躍するレブロンキスシュガースクラブなど、手放せないものは沢山ありますが、あえてスキンケア編の中のベストを挙げるとするなら、やっぱりラネージュ リップスリーピングマスク です。
これをタップリ塗って寝ると、寝ている間にフルーツ酸が優しく唇の古い皮をオフしてくれ、翌朝起きるとぷるっぷるの生まれたての唇みたいになってます。
コスパもよくて、なかなか無くなりません。これはもう手放せない!

オールインワン美容液クリーム

ボルフィリンという、肌にハリを出す成分を配合していて「塗るボトックス」と言われている、ドクターペプチ(Dr.Pepti)の ペプチドボリュームエッセンス、および ペプチドボリュームエッセンス プレミアム
これ、翌朝ビックリします。本当に塗るボトックスだと思いました。
ですが、私がこれを好きな理由はもう一つ、マデカソサイド(ツボ草抽出エキス)を49%も配合していて肌荒れを鎮静してくれるところなのです。肌の 鎮静具合は、ノーマルなボリュームエッセンスもプレミアムのほうもあまり変わらないというか、むしろノーマルの方が鎮静度合いが強いのではないかと思いました。保湿性はプレミアムのほうが若干強い気がしますが、どちらもちゃんと保湿されるし、ものすごく大きな差があるわけではありません。
なので、私はノーマルのほうをハードリピート中です。これが無いと不安。

日焼け止め編

日焼け止めの塗り方、私、ずーっと間違ってました。
紫外線吸収剤」の日焼け止めって、油性の紫外線吸収剤がオイルに溶けているものなので、塗った後に油分をティッシュオフしちゃったら何の意味も無いんですってね…。
えぇ、ティッシュオフしてました。去年まで。

そんなわけで、ティッシュオフしたい時(メイク前など)は、紫外線散乱剤の日焼け止めのほうが良いですね。紫外線散乱剤の日焼け止めの私的2019年のベストは、下の2つ。

  • セレンディ エッセンシャル ウルトラサンブロック
    色はついていないというか普通の白色なのですが、驚愕して震えるほど肌が綺麗に見える!
    仕上がりはマットでサラサラ。かなりさっぱりしているので、夏の使用がおすすめ。
    こんなに肌が綺麗に見える日焼け止めは、今まで41年間出会ったことがありません。
    SPF50 PA++++
  • ナチュラルグラッセ UVプロテクションベースN
    下地としても使えて、顔色をちょっと明るくトーンアップしてくれます。
    紫外線だけでなく、近赤外線やブルーライトも97%カットしてくれるとのこと。
    外を歩くときだけでなくデスクワークの時も、デイリーにいつも使っています。
    キシキシ感もないし乾燥しないので、冬にも使えて通年助かっています。
    SPF50 PA++++

レーザー後やダーマローラー後などの超乾燥する時には、基本的には私はメイクをしないし、油分をティッシュオフすることもしない(乾燥するからもっと油分欲しい)ので、油性の紫外線散乱剤が使われていてもOK。紫外線散乱剤と紫外線吸収剤が両方使われているこちらを使用しています。

  • POLA BAプロテクター
    「塗りたくて仕方なくなる日焼け止め」です。
    日焼け止めというより、「日焼け止め機能のついた」アンチエイジング美容クリーム。
    乾燥するエアコン最強の室内でも、POLA独自の処方で時間が経てば経つほど潤ってくるという凄いヤツ。 近赤外線やブルーライトもカットしてくれる(カット率非公開)。
    肌の糖化を防ぐ処方になっているそうです。
    ウォータープルーフじゃないので、レジャーには不向き。私はレーザー後などの乾燥する時に、保湿も兼ねて主にオフィス内での使用です。
    SPF50 PA++++

以上、私の超個人的、2019年ベスコスでした^^

いくら「化粧品は角質層まで」と言っても、その角質層って、毎日めちゃくちゃ負担や刺激を受けている場所で、それが崩れたら一気に色々なものが崩壊してくる、超重要な部分なんですよね。
そこを守ってくれるコスメ達に感謝。

1年あれば化粧品って本当に変わるから、来年はどんなコスメに出会えるのか楽しみです。

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