L-システインで本当に肌が白くなる?どの程度美白されるの?【写真あり】

L-システインで本当に肌が白くなる?どの程度美白されるの?【写真あり】

L-システインを切らすと、肌が黄色くくすむ

実は先日、 i-Herbで購入して飲んでいたL-システインを2週間ほどのあいだ切らしてしまい、その間トランサミン(トラネキサム酸)とビタミンCだけを飲んでいた期間がありました。
忙しさにかまけて i-Herb に注文するのをついつい忘れてしまっていたためです。
すると・・・・・徐々に肌が黄色くくすんできたような気がしてきました。

本当にL-システインを飲まなかった期間に肌がくすんだのかどうか、自分の見間違いの可能性もあるので、写真に記録することにしました。

黄色く見える自分の顔を写真におさめて、iHerbでL-システインをリピート注文。
L-システイン服用中と服用期間外で、肌の色がどう変わるのでしょうか

今回のiHerbは韓国の拠点から配送されたようで、iHerb注文品がわずか2日で届きました。
12/02の16:35 頃にオンラインで注文、7時間半後の12/03 01:06 頃に出荷メール到着、なんと12/04にはロッカーに到着!爆速です。

L-システイン服用再開後の肌の変化

12/04 の夜から L-システイン 服用を再開しました。
写真は、L-システインを2週間切らしていた時の私の肌と、L-システインを12/04~12/15の11日間服用した肌です。

上段:L-システイン無し(トラネキサム酸+ビタミンCのみ)。下段:L-システインあり(+トラネキサム酸+ビタミンC)

L-システイン服用中の下段の肌は、くすみ抜けして透明感があるように見えます。でも色白っぽくなったように見える分、ソバカスや肝斑が目立って見えます
残念。全体的なくすみ抜けはするけど肝斑までは消してくれないようです。

肝斑には、やはりトラネキサム酸(トランサミン)なのでしょうか。
こうなると、トラネキサム酸とL-システインの飲みわけ方が気になります。
両者の働きの違いって、何でしょう?

以下、素人の自分でも理解できるように、調べた情報を簡単なリストにまとめてみました。

トラネキサム酸(トランサミン)とは

トラネキサム酸はメラニンの生成を抑制する効果のあるアミノ酸(必須アミノ酸リシンを元に人工合成されたアミノ酸)の一種。肝斑治療や美白のために使われるので有名です。以下にその効果を挙げてみます。

トラネキサム酸の効果

  • 抗プロスタグランジン作用( プロスタグランジン=メラノサイトがメラニン生成の指令を発令する際の情報伝達物質のひとつ)により、メラニン生成を抑える。
  • 抗プラスミン作用(たんぱく質分解酵素プラスミン= メラノサイト活性化因子)により、メラノサイトが活性化するのを抑える
  • 抗炎症作用(肌荒れ防止:炎症を引き起こすプラスミンを抑える。口内炎等にも効果)
  • 止血作用

トラネキサム酸の用法について

  • 美容液としての外用、サプリメントとしての内服、どちらも美白に効果あり
  • 1500mg/日の内服で、被験者の約87%の肝斑が改善した医学的エビデンス(証拠)あり
  • ピル(経口避妊薬)との併用はNG
  • 止血剤を処方された場合は、トラネキサム酸服用中である事を申し出ること
  • 脳梗塞、心筋梗塞等の持病がある方は、服用可否を医師の指示に従うこと
  • 0.1~5%の方に吐き気、食欲不振、下痢、胸やけ、過敏症、発疹などの副作用

L-システイン(別名:チオセリン)とは

メチオニンから生合成される非必須アミノ酸。食品添加物等に利用される。
体内で合成可能だが、年齢とともに減少してゆくため、サプリメント服用で補われる。
肌に対する効果のほかにも、気持ちが明るくなる、元気になるなどの効果もあるようです。

L-システインの効果

  • チロシナーゼ(メラニン生成初期に必要な酵素)活性/生成 阻害作用
  • 新陳代謝促進作用(メラニン排出)、ターンオーバー正常化
  • 抗酸化作用(活性酸素の除去)
  • 肝臓の解毒作用(アセトアルデヒドに直接作用するため、二日酔いにも効果)
  • 抗アレルギー作用
  • 白血球減少抑制作用
  • 黒色のメラニン色素を無色化する還元作用

私の肌で実際に起こった、L-システインの効果について(仮説)

L-システイン服用中に、実際に肉眼で認められた肌の変化は、以下でした。

  • 全体的に透明感が出て、くすみが抜ける
  • ソバカスや肝斑はそのまま(薄くならない)
  • 血色が良くなる

「新陳代謝促進作用(メラニン排出)、ターンオーバー正常化」で白くなったわけではないかも

私は現在肝斑治療のためにトレチノイン外用中であり、L-システインを飲んでいなくてもがんがんターンオーバー中で、表皮の皮がメリメリ剥けている状況なので、突然新陳代謝向上して肌が白くなったというのは、理由としてピンと来ません。

抗酸化作用・メラニン還元作用はビタミンCも同じ

チロシナーゼを抑えてメラニン生成を抑制し、出来てしまったメラニンは無職に還元。活性酸素を除去して抗酸化作用を発揮するのは、L-システインもビタミンCも、どちらも持っている作用です。
L-システイン服用の有無にかかわらず、私はビタミンCサプリメントを毎日一定量服用していますが、L-システインも同時に摂取することで、これらの作用が相乗効果で倍増した可能性はあると思います。

有力なのは、 チロシナーゼ阻害作用 ・肝臓の解毒作用

  1. チロシナーゼ抑制作用による美白効果の可能性
    ずっと飲み続けているビタミンCは、 メラニン生成は抑制するものの、調べたところによるとチロシナーゼ活性を直接阻害するわけではありません。
    L-システインを飲み始めたことで、直接チロシナーゼ(メラニン生成の初期に必要な酵素)を阻害できた結果、メラニン生成が以前のように出来なくなって肌が白くなった可能性はおおいにあると推察しています。ただし、新しいメラニンは阻害されてこれ以上作れないけれど、過去に既に出来てしまった肝斑のメラニンはそのまま、というわけです。
  2. 肝臓の解毒作用
    肝臓に負担をかけると、肌はテキメンに黄色くくすみますよね。
    私、個人的に「黒い赤ちゃん」として生まれて来まして、生まれつき肝臓が弱いのです。
    私の母は、私が地黒なことを「あんたは生まれた時から色が黒い。というか、むしろ黒くなるために生まれてきた。」とまで言い放ちます(笑)。
    しかも美肌美肌言う割に、週末にちょっと何か用事が入ってしまうと弁当の下ごしらえや買出しの時間が取れず、その後の1週間(週4~5日)を1日3食添加物たっぷりのコンビニの食べ物で過ごすことになるのです。周りにレストランはあまり無いし、わけあって仕事の拘束時間が長いので家にほとんど居ないため、3食コンビニになります。これでは毒物がドンドン溜まります・・・・・・。
    他にもお菓子や飲み物など、心当たりありまくりです。反省。
    肝臓の解毒作用はトラネキサム酸には無いので、L-システインが肝臓の解毒をしてくれた結果、黄ぐすみが取れた可能性は大いにあると思います。

最後に

L-システインについては以下の記事でも触れましたが、

本当に美白効果を実感したLシステインはリピート購入|2019/12/01 iHerb購入品 紹介

http://japanlife.s223.xrea.com/skincare/iherb/2019-12-01-iherb

同じ含有量のL-システインサプリメントでも、「白髪ばかり増えて肌への効果は感じられなかった」とか「大変効果があり肌が白くなった」「元気になった」など、 口コミの評価にはかなりバラつきがあるようです。
今のところ、私自身は自分で飲んでみて実際に効いたと思うメーカーのサプリメントを信じてリピートしました。これです。

また、体内で十分L-システインの生成をできているか否かを含め 、生活環境は人それぞれなので、人によって何の栄養素が足りていないのかも効き方が違うし、生まれ持った肌質や酵素、メラノサイトの状況も千差万別です。
それをふまえて読んでいただき、読者の方の参考に少しでもなれば嬉しいです^^
美肌は作れる!と信じて頑張ります^^

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